小さなオオカミたちはこの夏、冒険に出る。
これまで見たこともない、新しい世界へ——。

旅の最中には、たくさんの挑戦が待ち受けている。
仲間と力を合わせなければ乗り越えられない「壁」や
自分の限界を突破しなければ飛び越えられない「崖」。
小さなオオカミは、一人ひとりが自分と向き合い、自分を知る。
ときには仲間たちと「群れ」をつくって、モンスターと対峙する。
2泊3日、これまでにない冒険を終えたら、
その先にあるのは、以前よりも少しだけたくましく、
そして自分らしくなった、新しい子どもたちの姿だ。

リトルウルフキャンプとは

広大な自然の中で、子どもたちが「小さなオオカミ」になって過ごす2泊3日のキャンプ、それが「リトルウルフキャンプ」です。
野性のオオカミになって、さまざまな課題に挑戦する。それを通して、子どもたち一人ひとりが、自分の中にある怖れや不安を乗り越え、
普段の生活では出会うことのないような、新しい自分を発見することができます。
またキャンプ中には、本物のオオカミのように群れをつくり、仲間とコミュニケーションし、別の群れと闘い、獲物を奪い合います。
こうしたアクティビティを通して仲間とのコミュニケーション能力やチームワークを高め、個としての自分の強さを知り、磨くことができます。
小さなオオカミが旅に出て、新たな自分と出会い、一皮むけて戻ってくる。
リトルウルフキャンプでは、冒険を通して、子どもたちの心と体の成長をサポートします。

リトルウルフキャンプで得られること

不安や恐れを乗り越える
個性を知り、磨く
コミュニケーション力を高める
チームワーク力を高める

「これからを生きる子どもたちへ」

今の子どもたちは、圧倒的に、コミュニケーションが足りていません。 しかし、私たちが生きる世界は人間の関わり合いの中ですべてが回っています。 私たちは、人と関わらずに生きていくことなど、できないのです。 だからこそ、リトルウルフキャンプでは、一人ひとりの子どもたちが 本気で、そして圧倒的に真剣に、「人」と向き合います。 自分と向き合い、仲間を知る中で、ドラマや変容が起こっていく。 人との濃厚な関わりの中で、子どもを成長させたい。 人と真剣に向き合うことで、子どもを変えていきたい。 子どもに、そんな体験を望む保護者のみなさん、 ぜひ、リトルウルフキャンプにお子さんを参加させてください。 2泊3日の体験を通して、子どもたちは大きく変わっていきます。

開催概要

リトルウルフキャンプ2025

日時:2025年11月1日(土)12時集合〜11月3日(月・祝)16時解散予定
※キャンプ開始日は3連休の初日となり、大幅な渋滞が予測されます。現地に早めに到着して、会場で昼食を取ることも可能ですので、開始時間に遅れることのないよう、余裕を持った移動時間でいらしてください。
※キャンプ終了日は、16時解散予定としておりますが、プログラムが延びて終了時間が押す場合もございます。その点、ご理解くださいませ。
定員:32人(1パック8人×4)
対象:小学4年生〜中学3年生
費用:(現在調整中、しばしお待ちください)
場所:ライジングフィールド軽井沢
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉山国有林2129

保護者向けの事前説明会
日時:2025年10月26日(日)20時〜22時
場所:オンライン (※開催前にURLを送付します)
キャンプの目的や目指すゴール、キャンプのタイムテーブル、持ち物などの情報を共有し、スタッフと保護者のみなさまの顔合わせを致します。
また各パック(グループ)に分かれて、グループを担当するスタッフと、お子さんについての情報などを共有いたします。

キャンプ後の思い出会
日時:2025年12月21日(土)13時〜17時
場所:オンライン(※開催前にURLを送付します)
子どもたちと保護者のみなさま、スタッフが再び集まり、感想などを交換します。
思い出会の前半では、キャンプ中の映像を見ながらキャンプを思い出し、その後の変化について語ります。後半では、保護者のみなさまが話し手となりキャンプ後の子どもたちの変化について伺います。またキャンプ中のお子さんの様子を直接、スタッフから保護者のみなさまにお伝えする時間でもあります。

※リトルウルフキャンプでは、「保護者向けの事前説明会」「キャンプ後の思い出会」とも非常に重要な機会と捉えております。そのため両方とも、保護者の参加は【必須】とさせていただいております。

参加申込方法

準備が整い次第、ご案内いたします。

お問合せ先

質問や不明点などがございましたら、以下から、気軽にお問い合わせくださいませ。
TEL:070-5430-1168(担当:佐藤恵)
MAIL: lwc@wokini.jp

寄付のお願い

リトルウルフキャンプでは、子どもたちに最高の体験と成長の場を提供すべく、
また広大な大自然の中で、子どもたちが安心・安全に「冒険」に没頭できるよう、
参加する子どもとほぼ同数のスタッフ(およそ40人)が、
日本各地から軽井沢に集まり、2泊3日の間、子どもたちをサポートします。
スタッフに関わる費用すべてを子どもたちの参加費でまかなおうとすると、
参加者一人あたりの負担が、膨大な金額になってしまいます。

私たちは、本当に必要な子どもに、このキャンプに参加してもらいたいと考えています。
親の年収や、恵まれた環境かどうかに関係なく、
今、変化が必要な子どもたちに、平等に、参加する機会を与えたい。
そう考え、参加者の自己負担はなるべく小さく抑え、足りない部分は、
みなさまからの寄付で補填し、このキャンプを実現したいと考えています。

あらゆる環境の子どもに、成長と自己発見の機会を——。
どうか、私たちの思いに賛同いただき、活動をサポートいただけると幸いです。

寄付申し込みはこちら

 

関わる大人たち

松木正

キャンプディレクター
松木 正(まつき・ただし)
マザーアースエデュケーション主宰

アメリカ先住民の知恵と生き方から学ぶ環境教育、自分と自分を取り巻くさまざまな生命との関係教育を軸に、「マザーアース・エデュケーション」を主宰。
京都府伏見生まれ。 大学在学中、自身がうつ病を克服する過程でカウンセラーと出会い、教育の現場にカウンセリングの手法を用いることの可能性を模索。
YMCA職員などを経て、環境教育を学ぶために渡米し、全米各地で環境教育のインストラクターとして活動。アメリカ先住民の自然観や宇宙観、生き方や、それらを支える儀式や神話に強く惹かれ、サウスダコタ州シャイアン居留区に移り住み、スー・インディアン(ラコタ族)の子どもたちの教育とコミュニティ活動をしながら伝統を学ぶ。
現在は神戸を拠点に、全国各地でキャンプの企画や指導、企業研修、学校での人間関係トレーニング、保護者向けワークショップ、子育て講座、アメリカ先住民の知恵を前面に打ち出したキャンプの企画やリーダー研修、個人カウンセリングなど、幅広く活動している。著書はロングセラーとなった『自分を信じて生きる』(小学館)、『あるがままの自分をいきていく インディアンの教え』(大和書房)など。

マザーアース・エデュケーション

主宰する松木正を中心に、教育現場から企業、個人など、幅広い層に向けて、自然環境教育や人間関係のトレーニングを軸にしたプログラムを提供。アメリカ先住民ラコタ族に伝わる伝統儀式を活用した研修なども実施。子どもから大人まで、幅広い人々の自己変容や問題解決を支援する。

ライジング・フィールド

自然体験活動を通じ、子どもたちの生きる力を高める、家族の絆を深める、人・組織の可能性を切り拓くことを使命に、多様なアドベンチャーラーニングプログラムを提供している。この度リトルウルフキャンプを、軽井沢にある4万坪のアウトドアリゾート「ライジングフィールド軽井沢」にて開催。

リトルウルフキャンプ実行委員会

一人でも多くの、そして今、本当に必要な子どもたちに「リトルウルフキャンプ」を体験してもらいたいという熱い思いを持つボランティアチーム。リトルウルフキャンプの卒業生や保護者、大人向け「ウルフキャンプ」参加者やスタッフ経験者など、「ウルフキャンプ」に思い入れのある有志で構成。